国内で年間632万tとも言われる、想像してもしきれないほどの数の食品ロス。それは色々な理由が重なってできたもの。思いを込めて作ったものを捨てなければいけない…。まだおいしく食べられるのに…。こんな悲しいことはありません。考えてみると、ちょっと昔は夕飯を作り過ぎたりお野菜やお魚などの食材が余ったときは、ご近所さんにおすそ分けをよくしていました。自分たちで食べられないものはシェアすることは日本人の文化にもちゃんとあります。そんなおすそ分けの文化をお手本に、みんながムリなくイージー!ハッピー!になるカタチとして生まれたのがLoss Reductionです。
食品ロスが減ると「環境」にイイことだけでなく「お客さん」「お店」「環境」にも良いことになります。「お店」にとっては処分費用の削減や原価の圧迫を抑えることができ、「買うひと」もお得に購入できるので日々の食費を減らすことができるのです。結果的に“みんなのイイこと“につながります。Loss Reductionができることは、世界規模のロスから見るとわずかかもしれません。でもはじめの一歩をたいせつに。
・お持ち帰りのサンドイッチやおにぎり、ベーカリー、デリ、お寿司、またはコンビニエンスストアやスーパーマーケットなど消費期限が迫っているとき。
・レストランなど、とつぜんの予約キャンセルや雨天時など天候の影響による来客数が減ってしまったとき。
・基準外野菜の活用
フードロスだけではなく、あらゆるモノがムダなものとして捨てられています。例えば、何らかの事情でお店を閉店しなければいけなくなったときには、使っていた食器や包材、機材など山ほど処分しなければいけないモノが。他にも、昔お稽古や趣味で使っていたピアノやギターなどお家のどこかにひっそり収納されていたり。そんな行き場のないあらゆるモノを、引き取りたい人に譲る。近い未来には、そんなことも出来るコミュニティにしたいと思っています。